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Prof. Sankai - Awards

拠点代表による研究活動の実績:本拠点リーダである山海嘉之は,新学術領域「サイバニクス」の創成を推進し,その研究活動の実績として、人間の機能を拡張・増幅・強化することを目的とした“ロボットスーツ:HAL”を世界に先駆けて研究開発することに成功している.ロボットスーツは,脳から発せられる神経信号が筋骨格系を動かす際に生じる微弱な生体電位信号を活用した随意制御系とロボット的な自律制御系が混在して人間とロボットが一体化して機能する世界初のサイボーグ型ロボットである.人間の脳を活用し,人間と一体化したロボットが筋肉の代わりに思い通りに駆動するという技術を核とするが,更に,生体情報をもインタラクティブに授受できるインタフェース機能を有しているため,次世代ITハードウェアとしても国際的に高く評価され,国内外から共同研究依頼が相次いでいる.(参考: World Technology Award 大賞受賞(IT-Hardware/世界60カ国,1000人以上の有識者の投票),国内外学会での特別講演多数,各種国際メディア報道多数(BBC,CNN,KBS, タス通信,TIME, Forbes,TIMES,AP通信,ドイツ国営放送等),各国政府機関(オランダ厚生大臣/オランダ経済産業省/オマーン厚生大臣・大使/ASEAN会議・外務大臣/NASA研究者・高官/米国国防総省/韓国経済産業省等)からの研究展開の依頼,大学発ベンチャー設立.)

図.(上)World Technology Award受賞 (下)総合科学技術本会議(内閣府提供)

 

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Prof. Sankai - Awards

Good Design Award
受賞(2006年)

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 このように,新学術領域「サイバニクス」の創成と展開を推進し,国内外の研究者のみならず政府等からも注目される研究成果をあげてきた.サイバニクスを駆使して研究開発されたロボットスーツ:HAL」は,世界初のサイボーグ型ロボットであり,国際的に高く評価されている.閣議においても少子高齢化への技術対策内容の1つとして当該分野の推進が決定され,科学技術白書2007年度版へ反映されている.更に,IRTを活用した遠隔在宅医療の研究成果として,ネットワーク対応のロボットスーツおよびバイタルセンシングシステムの地方自治体への導入を推進してきた.また,これらのイノベーティブな活動は常に人材育成と一体化して行ってきており,育成された人材は,産総研,理化学研究所,大学発ベンチャーの起業,企業の先端分野の研究所などで活躍している.

 

脳脊髄神経系における幹細胞を活用した再生医療分野では,連携を行う大阪大学医学部脳神経外科グループは世界をリードしている.再生治療として確立するには今後も多くの研究を要するものの本拠点形成プログラムで推進するサイバニクス技術と神経系の機能再生技術が結びつくことで,飛躍的な成果を得ることが可能となる.

 

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